関西ライト豚骨の雄・十三『ラーメン担担』

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関西ライト豚骨
“関西ライト豚骨”と聞いてピンとくる人はラーメン通と言っていいでしょう。
九州の博多や久留米のそれとはまた違う味わいの、関西圏で発展した“豚骨スープ”を指します。
この関西独特のスープのラーメンを提供しているのが『十三ラーメン担担』です。
創業1984年
阪急十三駅の西口改札そばにお店があり、神戸線のホームにまで豚骨スープの薫りをふりまいていましたが、2014年の周辺火災の影響を受けて惜しまれつつ閉店。
およそ2年を経て今度は東口エリアに復活しました。
多くのファンを持つ名店の復活にラーメンファンが皆歓喜したあの日を思い出します。
阪急梅田駅から2駅。
京都、宝塚、神戸の各線が停車する十三駅の東口改札を出てアーケード内を左手に歩く事5分の場所にお店はあります。
ご夫婦と思わしき大将と女将さんの2人が切り盛りする店内は、いつもお客さんでいっぱいです。
メニューはラーメンだけ。
注文せずとも着席すればスッと提供されます。
その際このお店では「ごはんは?」と聞かれますので、必要か不要かを答えるだけです。
なんと、ご飯は無料で2杯までお代わりができます。
そう、このお店ではラーメンのおかずが“ご飯”なのです。
一杯700円のラーメンにご飯が2杯無料ですよ!
卓上にはキムチ、味付けニラ、紅しょうが、刻みニンニクが置いてありこちらも無料で提供されています。
豚骨、鶏ガラ、モミジの旨味とコクをたっぷり含んだスープに独自のタレを合わせた一杯は、胡麻油の香りがほんのりと漂い、中細の麺を啜りあげると至福の喜びを連れてきてくれます。
この日はご飯をお願いして、卓上のキムチ、ニラ、そして丼からチャーシューを乗せて作った「勝手丼」をお供に、ラーメンには途中からニラ、ニンニクを加え、所謂味変をしながら歴史ある一杯を楽しみました。
老舗のお店がまとう味わいは、老若男女問わず好かれる味です。
是非実食を。
十三ラーメン 担担
- 大阪市淀川区十三東2-11-6
- 阪急十三駅 東口改札より徒歩すぐ
- 営業時間 17時〜24時30分
- 定休日 日曜日